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西安の幼稚園 園児に抗生物質投与

2014年03月14日

【新唐人2014年3月14日ニュース】最近、中国西安市の「宋慶齢基金会」に属する幼稚園が、出席率を上げる為、長期に渡り園児たちに抗生物質を服用させていたことが明らかになりました。副作用が現れている園児もおり、家族が道路を塞いで抗議する事件が起きました。

 

陝西省「宋慶齢基金会楓韻幼稚園」が長期に渡り、医師の処方箋が必要な抗ウィルス性薬物「病毒霊」を与え続けていたことが発覚し、11日、園児の家族数百人が道路を塞いで抗議しました。当局は500人の警察を出動させ、家族2人を連行。双方の対峙は12日の午前2時まで続き、幼稚園の園長など関係者らが連行されてから、家族らも解散しました。

 

陝西省西安市 張さん

「園長は頭がおかしいです。園児の出席率を上げるためでした。今日は(抗議活動)ありませんが、昨晩はありました。人が非常に多く、通れませんでした」

 

12日の午前、同じく「宋慶齢基金会」所属の別の「鴻基新城幼稚園」でも、家族が抗議を行ない、7人が警察に身柄を拘束されました。午後6時、2カ所の幼稚園の園児家族千人以上が共同で道路を遮断し、連行された家族の釈放を求めました。警察との対峙は夜10時まで続きました。

 

陝西省西安市 曹さん

「子供に違法な処方薬を与えたこと以外は多く尋ねていません。多くの家族は今日も幼稚園に行くそうです」

 

情報によると、この2カ所の幼稚園では2008年から薬の投与を始め、園児の病気予防のためだと主張しています。幼稚園では出席率に基づき費用を徴収しており、園児が病気で三日休むと食費の一部を返却し、休みが10日を超えると託児費の半分を返却するシステムになっているそうです。

 

陝西省西安市 王さん

「長期間薬を与えられ、一部児童に副作用が現れています。道を塞いでも誰も責任を負いません。園側もこの事に責任を負いません」

 

この幼稚園の責任者は7つの幼稚園を経営しており、被害を受けた児童は3000人を上回ると予想されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/03/13/atext1080436.html (中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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